ヒトリゴト

メモとか好き勝手なぼやき

最近気になる漫画

・伴天連怪談
キリシタン屋敷と呼ばれる場所で一生出ることが叶わないまま、役人に監視されながら暮らす類族(元キリシタン及びその親族)の丈兵衛。

ある夜、密かに屋敷へ連れてこられた神父・安藤如(アントニオ)による悪魔祓いの現場を見てしまう。

一見シンプルでかわいらしい絵柄と、悪魔に取り憑かれた類族たちの悲しみを描いたストーリーとのギャップが魅力。
長期連載してほしいが、早くも最終章の短期連載なのが唯一残念。
畳む


・司書正
国の蔵書樓に保管された書物の内容を全て記憶した司書正とその側女・キビの話。

王に問われた内容のみを話す
さながら「人間AI」のような司書正は、代々天命によって選ばれた後、司書正になる以前の人格を失う。よって、側女に世話をされなければ何も出来ない存在となる。

ある日、側女として仕えるよう連れてこられた少女キビは、言われるがまま司書正の世話係として蔵書樓で暮らすことになる。

しかしキビが仕える新しい司書正に対して、周囲の様々な思惑が交錯し、キビもそれに巻き込まれていく。

さらにキビも、これまでの側女とは異なる能力を開花させ、封じ込められたはずの司書正本人の意思を呼び起こそうと試みる。
司書正はキビによって、その天命に抗うことが出来るのか。そもそも司書正とはなんなのか。
謎が深まるストーリー。
周囲のドロドロとした思惑に対して、
只々主の司書正を慕うキビが純粋無垢で可愛いらしい。
畳む



・図書館の大魔術師
小さな村で暮らす、本が大好きな少年シオは
混血児のため、村人から差別を受けながら暮らしていた。

いつか物語の主人公みたいに、誰かがこの村から自分を連れ出してくれないだろうか。
そんな夢想をしながら過ごしていたある日、
世界の全ての本を管理する「図書館」から村に
使者がやってくる。

どこかで見聞きしたことのある様々な既存作品の小ネタをギリギリのラインで散りばめながら、
情報とは何か、物語とは何か、
種族差、宗教、性差によって起こる差別や
偏見を物語が持つ力によって切り開こうとする司書たちの物語。

世界観の作り込みがこれでもかと言うほどてんこ盛りなので、創作厨の人は間違いなくハマる作品。

余談ですが、作中に登場する耳馴染みのない種族名の元ネタは、インディアンの部族名のようです。

畳む



#布教