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創作語りとかラクガキ

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No.20, No.19, No.18, No.17, No.16, No.15, No.147件]

バルムンクとイバ

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【 くれない 】

再起不能となった敵国の騎士くずれと
それを従者にした物好きな幼帝との
たった2年の思い出話。

くれない

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100年ぶりぐらいに漫画続き描いてみたら楽しい。
以前使ってたイラブ(裏)に置いてたラフの描き起こし。


クリスタ使って色々ペン機能とかも試してみましたが
結局このペンでのこの描き方が一番楽しい。
漫画の続き、もうこの描き方でいいような気がしてきた。

ラフはこちら↓

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くれない

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絶対必要なのに描いても描いてもしっくり来ず、
ずっと悩んでたデザインがやっと、やっと決まった。畳む

くれない

【登場人物紹介ページ】

▼王と皇帝▼

ブラムド
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・オルテギア帝国第43代目皇帝。先帝の崩御により18歳で即位する。
・直系長子に現れるはずの【竜眼】が発現せず、
 代々皇帝が引き継ぐはずの【十王】が継承できなかったことに引け目を感じている。
・13歳の頃、国を出てとある魔法使いのもとで修業に明け暮れる日々を過ごす。
 その影響で王族にしては言葉遣いが粗野。
・即位後に現れた異母弟の事で頭を悩ませているが、根っからの兄気質なので
 悪態を付きつつも、甲斐甲斐しく世話を焼いている。
・かつてはドレイクの他にも異母弟妹が三人いたが、全員亡くなっている。



ドレイク
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・先帝の隠し子。ブラムドと12歳差の異母弟。
 6歳で初めて異母兄との対面を果たす。
・先帝と同じ【金の竜眼】を生まれながらに持ち、
 幼少期から【十王継承者】としての力の片鱗を見せるが
 本人は全く制御できていないので、よくトラブルを起こす。
・辺境の領地に匿われていたが、ある事件をきっかけに帝都に保護された。
 その際、事件の詳細を忘れており、故郷に置いてきた母親の安否を気にしている。
・年相応に活発なコミュ強おばけ。
 強面のブラムドにも怯まず、すぐ懐いた。



クロイツ
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・ブラムドの近習にして幼馴染。22歳。
・皇族近衛である【儀仗兵団】の隊員。
 皇帝直轄の一番隊(通称:親衛隊)に所属する腕利きの魔法使い。
・【十王継承者】となれなかった主君の立場を
 長年見て来ただけに、ドレイクに対する感情は複雑。
・ブラムドに対しては忠実だが、軍紀破りがかなり多い問題児。
 隊長クラスの人間すら手を焼いている。



ラギ
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・ドレイク専属の護衛兼毒見係として任命された親衛隊員。19歳。
・浮世離れしたところがあり、主君相手にもフランクに接してしまうため
 目付け役であるクロイツにしょっちゅうどつかれている。
・のほほんとしているが実力は折り紙付き。結界班顔負けの解析能力を持つ。



ワグテイル
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・ドレイク専属の護衛兼世話係。22歳。
・クロイツと同じくブラムドの幼馴染であり、
 今は亡きブラムドの妹姫・シルヴィアと親友だった。
 彼女の死後、クロイツと共にブラムドを支えることを誓う。


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▼案山子と騎士▽


ヴラド
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・案山子のような手足の長いクラウンを纏った魔法使い。自称19歳。
・大陸最大の魔境【グレイ・ドア】に封じられていたが、脱出。
 その際、自分が封じられていた理由を忘れてしまう。
・素顔は女性と見紛うほどの美形。だが本人はもう少し男らしい顔つきに憧れており、
 顔のことは褒められてもあんまりうれしくない。





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VLAD

クラウン
・ドラグーンの魔法使いたちが【魔境】で活動するため
 自らの意思を乗り移らせた身代わり人形。

・クラウンは必ず術者本人の毛髪・血液を混ぜ込まれており
 本人以外がシンクロすることはできない。

・同じ個体は一つとしてなく、魔法使いたちのアバター的な役割も果たす。






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『勘違いしないでちょうだい。
 あたしは帝国は嫌いだし、帝国の人間はもっと嫌い。
 今回アンタ達と協力するのは、あくまで利害が一致したから。

 あんまり調子に乗ってると・・・殺すわよ?』


ウルテスタ

・魔境を拠点に活動する魔法使い。
 赤い帯を頭髪のように垂らした顔が特徴的なクラウン。
 オネェ口調の通り、中の人はオカマ。

・ドラグーンの中でも屈指の実力者で、
 マスタークラスの弟子を複数持つ 『グランドマスター』

・帝国に対して個人的な恨みがあるらしく、
 魔法使いでありながら帝国に属していない。
 帝国側も、彼女(?)を屈服させるほどの力も
 実力者もいない為、ヘタに手出しができない状態である。





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『ひとつ、わたくしの方から提案がございます。
 貴方ひとりの命を差し出せば、他の方々は生かして差し上げましょう。

 いえいえ、断ってもよろしいのですよ。
 その場合は皆様仲良く、
 より凄惨かつ悲惨な末路へと辿って頂く、
 ただそれだけのことでございます。

 さ、いかがなさいますか?』


ペナルヅェン


・帝国の魔法使い。
 紳士服に、レ●ブロックみたいな頭部を持つ『クラウン』

・口調は丁寧だが、慇懃無礼。性格は真性のゲス。
 他のクラウンからの評判もすこぶる悪い。


・頭部は回転式でクルクル回る。人をおちょくる際には特によく回るそうだ。

・独特の人生美学を持っており、相手に対して究極の『選択』を投げかけ
 その心の葛藤を眺めるのが何よりも大好き。

・一つのクラウンを二人で動かしている特殊なタイプで、
 後頭部にもう一つ、[⁻―⁻]←こんな顔が描かれているが
 こちらの顔は滅多に喋らない。
 普段、意識があるのか無いのかもわからないので、
 通称「眠り目」と呼ばれる顔である。

 この二つの人格を合わせて、『ペナルヅェン』である。





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『まぁアンタ等のやり方に口出しするつもりは無いがね。
 できればもうちょい穏便に事を進めて欲しいもんだ。』

 
バルザック

・帝国の魔法使い。
 魔獣のものと思われる頭蓋骨と、
 そこから伸びる長い白毛が特徴的なクラウン。

・ドラグーンの間では新参者であり、無名の魔法使い。
 クラウンの扱いも不慣れで、よく頭部を落っことす。

・しかし戦闘能力は高く、魔法をはじめ
 あらゆる分野に造詣が深い。

・他のクラウンに比べればかなり常識人。
 魔法使い、主にクラウンたちのモラルの低さには辟易している。






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『だから俺は弟子になった覚えはないと
 何度言わす気だ、この野郎。
 ふざけた寝言も大概にしておけよ、ど突き倒すぞ。』



マーチェンダス

・ウルテスタ『三人弟子』の一人…と呼ばれているが、
 本人をこう呼ぶと高確率でシメられる。

・ボウリングのピンのような丸いフォルムが特徴的なクラウン。
 小柄で可愛い見た目に反して、中身はハードボイルドなオッサン。
 ドスの効いた低い声で話す。

・魔法使いというよりは、魔法の媒介となる術具を製作する職人。
 魔法そのものはド下手で、攻撃は主に物理に頼る事が多い。

・上等な術具を造り上げる腕を買われて、ウルテスタにスカウトされた。
 故に関係は対等であり、三人弟子の中で唯一ウルテスタを呼び捨てしている。




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『なっはっはっは!いい考えだなぁ、それ!即採用!
 そうと決まれば今やろうすぐやろ……って、

 いやん、ディー様いたのー?
 ウソウソ、ジョーダン。俺様がディーの許可も得ずにそんな事するわけないじゃん?

 だから怖い顔すんなってー。
 ささ、銃をしまって…ってアダダダダ削れる削れるやめてぇぇぇ(´゚д゚`)』


エルハディミ

・ウルテスタ『三人弟子』の一人。
 緑ずくめの服と、ゴーグルが特徴のクラウン。
 口は上下に開閉するので、カタカタとうるさい。

・弟子の中でも一番のお調子者で女好き。女を見れば脊髄反射でナンパする。
 仲間からは『風船アタマ(脳みそカラッポな上に浮き上がるほど軽い)』
 と揶揄されている。

・その性格ゆえに自身の弟子たちからも軽く扱われ、
 師匠への態度とは思えないほど舐められているが
 保有している魔力の容量だけ見れば、ウルテスタに次いで強い。


・女好きゆえに女に弱く、少女だろうが老婆だろうが女は殺さない主義。
 かわりに男には容赦無い。



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『好きにするといい。どうせ止めても無駄だろうし、
 無様な失態のツケは、自分で払うのが当然の事。

 ただ…
 今度また、ウルテスタ様の顔に
 泥を塗るような事があれば…
 わかっているな?

 …いい子だ。
 きっちりカタをつけてきなさい。』


ドゥーガ・ディーガ


・ウルテスタの一番弟子。
 三本の角を持った兜が特徴のクラウン。
 口調も姿も男性的だが、中の人は女性。

・ウルテスタ自身が手塩をかけて鍛え上げた『三人弟子』の一人。
 常に冷静沈着かつ、的確な判断力を持つ。

・放任主義のウルテスタに代わって、他の弟子たちの監督を務めているが
 自分と同格である『三人弟子』が持つ弟子たちの面倒まで見てるのは
 ちょっと納得できていないらしい。


・師であるウルテスタを崇拝しており、師の為なら命も捨てる覚悟。
 常にウルテスタの傍に控える側近でもある。


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VLAD

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【激戦隊】

・皇室警護・帝都防衛が主任務である儀仗兵団から
 バルムンクが部隊編成した対魔導精鋭部隊。


・兵団の部隊・序列関係なく編成され、本来儀仗兵が出撃するはずのない
 前線エリアに派遣される。
 皇帝直属部隊なので、他の部隊・兵団の命令系統からは独立しており、
 主にバルムンクの企みの為に動く皇帝の特殊部隊。


・メンバーは度々入れ替わるが、主要メンバーである

 『絶界のロディエル』
 『斬光のモーガン』をはじめ、
 『黒剣のヤドヴィガ』
 『鉄槌のガレン』など、
 序列階級のある魔法使いは必ず在籍している。


・この当時は『血塗れのシド』という異名で恐れられた魔法使いも
 所属していたが、ほどなく呪障(魔法による肉体・精神負荷が長年蓄積された
 ことによって起こる病や障害)によって戦線離脱。後にアズマが後任についた。


・完全にバルムンクの独断編成部隊なので正式名称はなく、
 『激戦隊』というのは他の部隊から呼ばれ出した仇名。
 激戦区に現れ、どの部隊よりも激闘を繰り広げて勝利する事から由来する。

 






 

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…以上の条件で降伏して頂ければ

皇帝陛下も、『国王一族以外の命』は取らぬとの仰せです。


いかがでしょうか?将軍閣下。




----!!

----!------!!!!!




そう仰ると思いました。


いくら劣勢に立たされているとはいえ、貴方ほどの将が

『主君を裏切り、その首を差し出せ』などという条件を飲むはずがない。


だからこそ我が主君も、貴方をお選びになったのですよ。

よもや国王も、貴方が裏切るとは露とも思っていないでしょうから。



---!!

--------!



諫言痛み入ります。

お互い辛い立場ですが…しかし私も仕事ですので。



--、----。

---!



我々を殺しますか?


そうでしょうとも。

最初から交渉では無く、それが目的だったのでしょう?


でなければのこのこ敵陣に現れた我々を

こうもすんなり貴方の前に通す筈がない。




ただ…ひとつお訊ねしても?



なぜ、我々全員を、

同じ部屋に入れてしまったのですか?



”例え帝国の激戦隊といえど”



”武器を取り上げれば大丈夫”?



”魔法を封じれば何もできない”?



確かに、このような見事な封印結界を敷かれれば

並の魔法使いは赤子同然でしょうな。



”並”の魔法使いなら。






ところで話は変わりますが。


大事なご子息にはもう少し賢いお目付け役を

付けた方がよろしいかと。



隣の部屋から盗み聴きは結構ですが、

こんな話をご子息に聞かせたくはなかったでしょう?



それから後ろの幕裏で控えておられる

優秀かつ名立たる指揮官の方々。


末端の兵士にもちゃんと眼を光らせておいた方がいい。


警戒命令を出している筈なのに、

陣の中で酒盛りしている者が多数いますよ。

緊張感が無いですねぇ。



…おや、国王陛下の義弟であらせられる

グレイグ将軍までお越しとは。


これはこれは、まことに恐縮の至り。




---、

-------!




いえいえ、まさか。


探知術など、使える筈がございませんよ。


ここがまだ、貴方がたの結界の中であれば。






----私の”二つ名”をご存じですか?将軍。








もう一度だけお尋ねします。






降伏しては頂けないでしょうか?








畳む

くれない

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